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薬剤科

概要

薬剤科では、患者さんに安全で安心な薬物療法を提供するために、医薬品に関する業務にコミットしています。学校や地域にでかけ、正しい薬の使い方講座を行ないつつセルフメディケーションの啓発にも務めております。奥州市医療局には当院の他、まごころ病院、前沢診療所、衣川診療所がありますが、各施設の薬剤部門と密接に連携を取りながら、奥州市民への医療サービスの一翼を担っております。人員は奥州市医療局として薬剤師10名(委託職員1名)調剤助手1名ですが、当院には薬剤師6名が所属しており、病棟業務、調剤、TPN(中心静脈栄養)、抗がん剤無菌調製、無菌調製、院内製剤、TDM(治療薬物血中濃度解析)、DI(医薬品情報業務)、持参薬鑑別、薬品管理、NST(栄養サポートチーム)、ICT(感染対策チーム)といった業務を行っています。現在の建物は昭和58年に完成し、病床数392床から現在の149床へダウンサイジングしながらも、業務については、合理化、IT化などの工夫を凝らし高いクオリティを維持しながらサービスを提供してまいりました。組織横断的な医療が望まれている中、チーム医療の重要性を認識し、NST、ICT、がん化学療法、糖尿病チームへ参画しており、薬剤師の専門知識を医療サービスの提供への貢献に活かしてまいりたいと思っております。また、薬学教育6年制となり、一層重要となった薬学生への教育につきましても、実務実習研修施設として貢献しております。

業務内容(抜粋)

薬剤管理指導業務(服薬指導)~入院患者さんに寄り添い薬物療法をサポート~

薬剤管理指導業務は、入院患者さんに対し、 処方薬剤や常用薬などの服薬状況や薬物療法施行上の問題点を確認し、適切な薬物治療のサポートをするのはもちろんのこと、医師、看護師へのサポートも積極的に行い、直接および間接的に、安全で安心な薬物療法を保証できるよう心掛けています。また、患者さんのベッドサイドで服薬指導を行うことで薬剤師の視点からの問題点、副作用、相互作用のチェック、薬効の評価を行っています。

院内製剤業務~市販されていない特殊な医薬品の製剤化~

院内製剤業務は、治療で必要な消毒薬、うがい薬、 軟膏、点眼剤を処方提案し調製します。

チーム医療への参画~薬剤師の薬学的知識を活かしチーム医療に貢献します~

感染対策、褥瘡対策、治験、災害対策、がん化学療法、リスクマネージメント、栄養、輸血等、薬剤師の職能を発揮してチーム医療の質を支えています。

医薬品管理業務~細やかな管理体制の下、品質の確かな医薬品の供給体制~

医薬品管理については、奥州市立の医療機関において共通の管理システムが導入されており、本部で集中的に採用管理されています。また、個々の医薬品の管理については、温度、湿度などをチェックしながら、確かな品質の保持を念頭に医薬品の管理を行っています。また、病棟・外来など使用部署における保管状況の調査・指導をすることで医薬品の適切な保管と供給を行っています。医療用麻薬や向精神薬は「麻薬及び向 精神薬取締法」に基づいて出納、保管、記録を行っています。麻薬は麻薬金庫で厳重に管理しています。

スタッフ数

薬剤師
6名

資格取得実績

公益財団法人日本薬剤師研修センター 研修認定薬剤師 4名

公益財団法人日本薬剤師研修センター 認定実務実習指導薬剤師 2名

(一社)日本糖尿病療養指導士認定機構 糖尿病療養指導士 1名

H30.1現在

薬剤科 MOTTO

月月火水木金金

当院での勤務を希望される同職種の方へのメッセージ

薬剤師は、調剤、医薬品の供給その他薬事衛生をつかさどることによって、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もって国民の健康な生活を確保するものとする。